神戸アニマルクリニック

コラム

  1. 神戸アニマルクリニック
  2. コラム
  3. ドライアイ(乾性角結膜炎:KCS)について
Line
2026.04.14 眼科

ドライアイ(乾性角結膜炎:KCS)について

「最近、目やにが増えた気がする」
「目が赤い・しょぼしょぼしている」

そんな症状はありませんか?

ドライアイってどんな病気?

ドライアイとは、涙の量が減ることで目の表面が乾き、炎症が起こる病気です。
正式には「乾性角結膜炎(KCS)」と呼ばれます。

涙には、目を守る大切な役割があります。
その涙が足りなくなると、目の表面が傷つきやすくなります。

●ドライアイの原因について

ドライアイの原因はさまざまですが、免疫の異常によるものがあります。

本来、体を守るはずの免疫が、涙を作る組織を攻撃してしまい、涙の量が減ってしまうことがあります。

そのほかにも

・年齢による変化や体質
・神経のトラブル
・目のケガや感染症のあと

などが関係することがあります。

●こんな症状があれば要注意

・ネバネバした黄色〜緑色の目やに
・目の充血
・目を細める、しょぼしょぼする
・目をこする仕草
・黒目が白っぽく濁る

特に「ドロっとした目やに」は要注意です。

●診断方法について

涙の量は「シルマーティア試験(STT)」で測定します。
専用の紙をまぶたに挟んで、1分間でどれくらい涙が出るかを見ます。

●治療について

ドライアイは早く治療を始めるほどコントロールしやすい病気です。

主な治療は点眼や眼軟膏の使用になります。
・目を潤わせる点眼薬
・細菌感染を伴う場合は抗菌薬の点眼薬
・免疫抑制剤の眼軟膏、その他

多くの場合、長く付き合っていく病気ですが、しっかり治療すれば快適に過ごせることが多いです。

●治療しない場合のリスクについて

涙が少ない状態が続くと
・角膜に傷がつきやすい→角膜に穴が開くリスク→最悪の場合失明も・・・。
・慢性的な痛み などです。

 早めの受診がとても大切です

●最後に

「ちょっと目やにが増えただけ」と思っても、
その裏にドライアイが隠れていることがあります。

気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

Site map